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 開店と同時に大男たちが続々とのれんをくぐった。指揮官に続き、キャプテンの鈴木大地内野手、益田直也投手、三木亮内野手、中村奨吾内野手、江村直也捕手、田村龍弘捕手がテーブルについた。うな重の大盛りを7人前。伊東勤監督が福岡遠征の行きつけにしているうなぎ店で、舌鼓を打った。最初は緊張していた選手たちだったが、うなぎの美味しさに乗せられたかのように、指揮官との会話は弾んだ。思いの丈をぶつけ、さらに冗談を言って笑い、時には真剣に監督の話を聞き入った。



 「なかなかこれまでそういう機会もなかったからね。ちょっと昼食に若い選手を連れて行ってあげようかと思ったんだ。香ばしくて、歯ごたえがあって、ふっくらした食感のおいしいうなぎを、選手たちに食べさせてあげたかった。タレも美味しいんだよ」

 打撃ケージの後ろで若手選手の打撃を見ながら、伊東監督はその時の意図を話してくれた。誘ったのは4月3日のオリックス戦(京セラD)の試合前練習中。試合後に福岡に移動。翌4日は休みというスケジュールだった。キャプテンの鈴木に声を掛けた。「おいしいうなぎのお店が福岡にあるんだ。明日の休みの日に行ってみないか?若手に声を掛けて、みんなで行こう」。突然の提案に、鈴木は驚いた。指揮官から食事に誘われる機会はそうあるものではない。ただ、リーダーとして考えた。チームにとって、これはとてもいい機会だと思った。

 「自分はキャプテンをやっていることもあって、監督とお話をする機会は多いけど、若い選手はなかなかあるものではない。この機会にいろいろと話ができたらと思った」








2000: 管理人ひとこと 2016/04/10(日) 08:06:06.26 57.net
これは名将・伊東勤監督
開幕戦前のハグの件といい、指揮官としての選手への接し方が素晴らしい
見た目怖そうにみえるから、こういうのがより効果高いのもあるかもやけどwww

でも実際、参加した奨吾がそれまで打撃全然あかんかったけど今季初アーチ・1試合4安打
三木が立て続けのファインプレーとかなり躍動してたし、効果抜群やったんかも。

今季も伊東監督のこういうエピソードがたくさん聞けそうで楽しみやな




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