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 指揮官の目には、気の緩みを感じた。プレーにミスがあったわけではない。怠慢プレーをしたわけではない。ただ、若手選手たちの闘う姿勢に不満があった。もっとガツガツとした姿を見せてほしい。だから、開幕から3カード目。京セラドームのオリックス戦初戦の試合後に若手選手を集めると、そのことを厳しく指摘した。一年間は長い。開幕した時期に調子が良くても、必ず落ちる時期が来る。だから慢心してほしくなかった。そして調子が悪いからといって、なんとか、もがき、はい上がろうという姿勢を見せてほしかった。

 「どうしても今の若い選手には、そういうところがあるよね。調子がいい時はハツラツとしているのだけど、少し落ちたりしたらシュンとする。そして逆もある。少し調子がいいと錯覚をすることがある。一年は長いからね。山あり谷あり。そういうことをしっかりと教えてあげたいと思っている」

 

 若手選手の打撃練習を見ながら、伊東勤監督はつぶやいた。マリーンズの指揮官として、激励をしては叱咤(しった)をする。いつも若手選手の様子を見ながら状況を見分けながら、それを繰り返し、チームに刺激を与えている。

 今季、初めて若手に苦言を呈した大阪の夜、忘れられない出来事があった。試合後に若手に喝を入れた後、41歳のベテランから申し入れがあった。「彼らを食事に誘ってもいいですか」。若手に心のフォローをしてあげたいというベテランの心配りだった。その意図をすぐに察した指揮官は「ちょっと、いろいろと話をしてあげてくれ」と快諾した。井口資仁内野手のその思いがなんともうれしく頼もしく感じ、感謝をした。
 






2000: 管理人ひとこと 2016/05/19(木) 08:06:06.26 06.net
文章だけで井口さんの頼もしさが伝わってくる…
毎回思うけど、冷静に考えてワールドシリーズ優勝経験がある選手がチームにおるってすごいよな

今季も普通に頼りになるし、若手へのアドバイスと自身の個人記録達成に向けて頑張ってほしい
そしてロッテでもリーグ優勝をしてほしいな

記事途中に出てる牛タンっていうのはインスタであげてるやつの事かな
クッソうまそうや…
https://www.instagram.com/p/BFMAvQyFlE-/?taken-by=iguchi.tadahito6
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