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 思えば子供の頃からマイナス思考だった。失敗をしたらどうしよう。怒られるのではないか。荻野貴司外野手の頭の中にはいつもマイナスな結果と、それによって生じるであろう最悪の事態がいつも浮かび上がっていた。だから、楽しみながらアグレッシブにプレーをする新助っ人の姿がまぶしく見えた。シーズン途中でキューバから加入をしたロエル・サントス外野手はポジションが同じということもありライバル関係にあたる。しかしその姿と言動にいつしか魅了され、刺激を受ける自分がいた。






 「サントスの発言はいつもプラスなんです。明るい。ボクは気持ち的にマイナスなことを考えるタイプ。なんでもマイナス思考。出来るだけそういうのは払しょくしたいと思っていただけに目の前にそういう存在がいて、見ることが出来たのはとても良かったです」 

 憧れていたプラス思考を実践している新助っ人に強く好奇心を駆り立てられた。いつしかよく話しかけるようになった。そしてある時、サントスから提案を受けた。試合前ベンチ付近で行う円陣。チーム全員で行った後にもう一度、2人だけでやろうと。面白いアイデアにすぐに承諾をした。それから2人だけの円陣が始まった。「悪いことは忘れて今のことをだけを考えよう」。「きょうからが開幕だという気持ちで戦おう」。「試合を楽しもう」。「いい流れが来ている。どんどんやっていこう」。「自分たちは強いという気持ちをもってやりましょう」。サントスが発する言葉の数々に不思議と心が前向きになれるような気がした。



 





2000: 管理人ひとこと 2017/06/29(木) 17:06:06.26 30.net
これは荻野が走り打ち習得フラグ
デスパといいキューバの助っ人はぐう聖だらけやね
荻野は今2軍に落ちてしまったけど、下でしっかり調整してまた上がってきてサントスとの2人だけ円陣再開してほしいな


 







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