IP170710TAN000028000





 よく食事に連れていってもらった。プロ入りしたばかりの二木康太投手は今も鮮明に覚えている。鹿児島から1人、ロッテ浦和寮に入寮をして右も左も分からず戸惑っていた時、一番最初に声を掛けてくれたのが1歳年上の田村龍弘捕手だった。甲子園は遠い世界だった二木にとってその舞台で大活躍をしていた田村はスターのような存在。テレビの向こうの選手といろいろ話が出来たのがうれしかった。

 「いつも食事に連れていってもらいました。いろいろなアドバイスをもらいました。一番、言われたのはもっと貪欲になれ。もっと欲を出せということですかね。ボクはすぐに満足することがあった。そういう点を指摘された。それではプロの世界では生きていけないぞと。しっかりと目標を決めて、それを達成したら次の目標へと成長をしないとダメだぞと言われました」






 休みの日はよく寮の近くで食事をして奢ってもらった。プロの世界ではまだ実績のカケラもなかった2人はラーメン店やファミリーレストランで飽きることなく夢を語り合った。未来を話し合い、野球の話に没頭した。あれから月日は流れた。そして2人の若者は大きく成長をした。ついに共に監督推薦でオールスターに出場をすることになった。田村は2回目。二木は初出場だ。うれしそうに会見で抱負を語り合った。

 「オールスターにはたくさんのスターピッチャーが出場をします。でも僕が一番、ボールを受けたい投手は二木です。二軍時代からずっと一緒にやってきた。その投手のボールをオールスターという舞台で受けたい」


 





2000: 管理人ひとこと 2017/07/11(火) 16:36:06.26 64.net
歳近いのもあってこの2人ええ関係やなぁ

今回オールスターにも選ばれたし
数年後は日本代表とかにも選ばれて球界を代表するバッテリーになってくれたら最高やけどな
2人とも球宴シーズンのうっぷんはらしてきて



 



おすすめゲームアプリ攻略サイト