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 新たな年を迎えた。福浦和也内野手にとって42歳、25年目のシーズンが始まる。始動は早かった。1月3日早朝には誰もいないZOZOマリンスタジアムを訪れるとダッシュを繰り返し、ウエートを行い、バットを振った。室内練習場はまだ開場していなかったため、ブルペンでひたすら打ち込んだ。徐々に打撃感覚を研ぎ澄ませていく例年とは違い、年始からマシンで高速球をはじき返す異例の姿があった。

 「振れている感覚はあるよ。例年よりバットを振るのも、全力疾走をするのも早いかな。オフに入る前に監督は選手全員に『春のキャンプでは初日に合わせて体をつくってくれ』と指示を出されていた。コーチ兼任だから自分は別というわけにはいかない。逆に若い選手たちに見せてやろうと思っている。この年で、しっかりと初日から全力で動き回る姿をね」







 強い決意がみなぎっていた。打撃コーチ兼任の肩書が新たに加わる今季。しかし、だからこそ、その背中でチームを引っ張らないといけないと考えている。イーグルスの松井稼頭央外野手と並んで日本球界野手最年長。「年だから」と甘えるつもりも毛頭ない。年輪を重ねた今こそ、さらに自分に厳しく、そして明確に結果を追求していくつもりだ。

 新たな想いも芽生えている。通算2000本安打の大記録達成まで、あと38安打。昨年末に行われた契約更改では、その席上で球団から「2000本安打を達成することを期待している」と伝えられた。年の瀬。一人、自分と向き合いながら、何度もその言葉を反芻(はんすう)した。改めて球団や周囲の期待を思い返し、これからは記録と真っ向から向き合い、達成の瞬間を自らの手で引き寄せる必要があるという結論に達した。だから、これまで「チームの勝利が最優先。記録はその過程で生まれるのであれば」とマスコミにコメントをし続けていたが、以降は明確に大記録を公言するようになった。数字をあえて意識し、達成をする中でチームの勝利に貢献をしていく理想の形を追求していくことを自分自身に約束した。



 





2000: 管理人ひとこと 2018/01/11(木) 14:06:06.26.09.net
ドミンゲスとかの起用法とかどうなるかわからんけど、今年こそはやってくれそうな気がする
監督も福浦さん積極的に起用する気満々やし、今年こそは…というかもうシーズン前半ぐらいで2000本達成するぐらいの勢いで頑張ってほしい






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