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 試合が雨天中止となった16日。井口資仁監督は室内練習場で微動だにせず打撃練習を見守っていた、視線の先にはドラフト1位ルーキーの安田尚憲内野手。外は雨が降りしきっていた。しばらくすると意を決したように動き出した。首脳陣から意見を求めると深くうなずいた。1月の自主トレからここまで注目を集めてきた若者の2軍合流を決断した瞬間だった。

 「彼はマリーンズのクリーンナップ、そして日本を背負う選手になってもらわないといけない。体力面、技術面も含めて下でしっかりと育てるタイミングに来たかなと判断した。こちらが急かすわけにはいかない。誰だって、階段を一気に何段もかけ上ることはできない。一歩ずつ、しっかりと磨いてほしい」





指揮官は集まる報道陣にそう告げると視線を遠く室内練習場の天井へと向けた。高校通算65本塁打のスーパールーキーもオープン戦では13打数1安打2打点とプロの壁と戦っていた。チーム内では開幕1軍争いの競争が激化。それに合わせて出場機会も減っていた。当初はオープン戦期間中の1軍帯同も視野に入れていたが、翌日の17日から2軍の公式戦が開幕する今こそが切り替える一番のタイミングだと判断。方針を転換する決断に至った。




 





2000: 管理人ひとこと 2018/03/22(木) 09:36:06.26.05.net
井口さん期待しまくりやなぁ
いちいち言う事がスケールでかいというか。
メジャーで活躍した人がここまで言うんやから、安田は相当な素材なんやろなぁ
ファンとしても期待をこめて2軍ではホームラン量産当たり前の無双するぐらい頑張ってほしいな