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 チャンスをつかむことはできなかった。平沢大河内野手が13日のベイスターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)の試合後に2軍落ちを通告された。正遊撃手の藤岡裕大内野手が5月21日のバファローズ戦(京セラD)にて右足の肉離れで戦線離脱。巡ってきた絶好機も結果は伴わず、藤岡の復帰と共に抹消となった。肩を落とし帰路につく若者に声をかけたのは大村巌打撃コーチだった。

 「次に1軍に呼ばれた時にはすぐに結果を出せるように、揺るぎない自分のいいものをつくってこい」

 大村コーチは平沢がプロ1年目の時の2軍打撃コーチ。仙台育英高校から競合の末、ドラフト1位で入団をしてきた若者の輝きを誰よりも知っている人物だ。ルーキーイヤーのファーム1号はイーグルスのレイ投手から。そして2本目が同じくイーグルスのミコライオ投手。2本目を打つ前に「プロ1号おめでとう。次は150キロの速球を打ってみろ」と課題を出したところ、見事に剛速球を打ってのけた。




 今も忘れられないプロ1年目の5号本塁打は6月24日、ロッテ浦和球場で行われたイースタンリーグ・ライオンズ戦。衝撃の一発だった。平沢が放った打球は、グングンと伸び、ライトスタンド後ろに備え付けられているフェンスを飛び越えた。文字通りの場外弾。マリーンズ打線が、三回1死まで完璧に抑え込まれていたライオンズ先発の岡本洋のインコースストレートをフルスイングした打球は、約25メートルの防球ネットのはるか上を越えていった。球場奥の道路を挟み隣接するマンション敷地内からホームランボールが見つかった事から、推定飛距離は150メートル。底知れぬ可能性を感じさせる一打だった。

 「彼は天才だよ。柔軟性もあってムチのようなしなやかな体を持っている。こんな小さな体でこんなに飛ばすのかと思ったね」

 当時の衝撃を大村打撃コーチはそのように振り返る。それだけに肉体改造を行い、一回り以上、体が大きくなった現在の打撃にもったいなさを感じる。だから問いかけた。

 「たくましくなった。1年目の方がはるかに細かった。ただ一方であの頃の方が、打球が飛んでいる。それはなぜか。それを考えて取り組んでほしいと思う」











2000: 管理人ひとこと 2019/06/27(木) 15:06:06.26.13.net
去年の平沢のまとめムービー見てるとめっちゃ躍動してるしクソワクワクさせられた
やっぱり今年はなんかおかしかったで
大村コーチも1年目はよどみがなかった言うてるしやっぱり焦ってるんかね
また今年中に上がってきてファンがポジれる姿見せてほしい





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