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 石垣島キャンプ期間中の2月11日。ブルペンで投球練習を行っている二木康太投手はいつもと違う空気を感じた。捕手の真後ろで井口資仁監督が仁王立ちをしている。微動だにしない。視線も動かない。ただ一点。ブルペンでたくさんの投手が投げている中で若き右腕が投じるボールを凝視していた。







 投げ終わると二木の下に指揮官と吉井理人投手コーチが歩み寄っていった。開口一番。「いつ投げたい」と聞かれた。二木にとって予期しない問いではあったが、すぐに自分の気持ちに対して素直になれた。「開幕に投げたいです」。即答だった。わが意を得たり。2人は顔を見合わせると笑顔をつくった。「開幕を任せた。頼むぞ」。武者震いを感じた。二木はその場に立ち尽くした。

 「今年は1月からずっと開幕に投げることを思って練習をしてきた。だから、ものすごくうれしかった。ただ実際に言われた時は夢のようだった。不思議な感じだった」







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2000: 管理人ひとこと 2021/03/10(水) 10:36:06.26.18.net
そんな前から開幕投手二木って決まってたんか
なかなか発表しなかったのはなんでやろ
発表は一応オープン戦で投げてからって決めてたんかな

それにしても良い記事や
一時期、一部ファンから意識低いみたいな事言われてたけど
無名校からドラ6入団で開幕投手に指名されるまで成長するとか相当努力したやろうし素晴らしいわ
開幕戦絶対勝ってほしい












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