まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     突然、エースから声を掛けられた。メットライフドームでの試合前練習から1軍に初合流をした成田翔投手は練習後に涌井秀章投手に呼び止められた。「頑張れよ」と励まされた後、思いがけない事を聞かれた。「そういえば、登場曲は決まっているの?」。ホームゲームで投手がマウンドに上がる時には必ずお気に入りの曲が流れる。その数日後の9月8日からホーム・ZOZOマリンスタジアムでの試合が行われることから、出囃子(でばやし)となる曲はその時までに決めておかないといけない。それを聞かれたのだ。

     「正直、全く頭になかったので『まだ、何も決まっていません』と言いました。すると『じゃあ、オレが考えてあげるよ』とおっしゃっていただいた。これまでそれほど会話をさせていただく機会もなかったので、たわいもないことなのですがうれしかったです」




     


    【千葉魂 成田の“終わりなき旅”始まる 先輩・涌井が選んだ登場曲】の続きを読む

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     不思議な縁を感じた。プロ初勝利に向けた次回先発の登板日を伝え聞いた酒居知史投手はその舞台が京セラドーム大阪だと分かると表情を引き締めた。大阪は枚方市出身。地元での登板であると同時に、そこは思い出の多いマウンドだった。

     「正直、うれしかったです。球場やマウンドのイメージもあった。そういった場所でしっかりと結果を出したいと思いました」



     


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     順風満帆にスタートしたルーキーイヤーも、やはりプロは甘い世界ではなかった。試合後にロッカーでグラブを磨く有吉優樹投手の表情は日に日に険しくなっていた。地元・千葉県の大網白里市出身の選手として注目をされて入団。スタートは最高だった。開幕1軍に抜てきをされるとセットアッパーとして10試合連続無失点。投手陣が不振の中、大きな輝きを見せた。しかし、5月13日のファイターズ戦(東京D)で負け投手となると、同月24日のホークス戦(ヤフオクD)でも負け投手。6月7日のドラゴンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)でも黒星がつき、7月2日のファイターズ戦(同)でも負け投手で中継ぎ投手ながら4敗となった。


     


    【千葉魂 日々前進のルーキーイヤー 中継ぎの要、躍動の有吉】の続きを読む

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     あの日の事は忘れない。2015年のドラフト会議翌日、仙台育英高校に伊東勤監督が指名あいさつに訪れた。平沢大河内野手にとっての第一印象は「優しそうで、大きな人」。そして指揮官自らクジを引いて、引き当てた交渉権獲得の紙を手渡された。そこには直筆で「一緒に頑張ろう」と書かれていた。初めてプロ入りを実感した瞬間だった。

     「学校までわざわざお越しいただいてビックリしました。あとで関係者から『監督が新人の指名あいさつに直接、行かれることは今までない』と教えてもらいました。うれしかったです」

     


    【千葉魂 指揮官へ、少しでも成長を 2年目ドラ1・平沢の決意】の続きを読む

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     ずっと考えていた。試合後、勝利の喜びに浸りながらもペーニャはあることをどう伝えようかと悩んでいた。本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた8月2日のファイターズ戦。ペーニャは移籍1号となる先制の本塁打をマリーンズファンで埋まる右翼に運んだ。最下位に沈むチームを救うべく、シーズン途中で加入した助っ人は77打席目にして、ついにアーチを放った。そして真夏の夜空にこの日、2発の本塁打を打ち込んだ。巨漢の男は導かれるようにお立ち台に上った。

     「この気持ちをどのように伝えていいのだろうか。日本語を教えてほしい」
     


    【千葉魂 待望の移籍後初本塁打 ペーニャ、狙い澄ました2発】の続きを読む

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     7月28日、2軍での試合を終えた宮崎敦次投手の下にうれしいニュースが飛び込んできた。母校・下関国際高校が甲子園初出場を決めたのだ。

     「本当にうれしい。先輩たちが築いてきたものを後輩たちが受け継いでくれて、監督を甲子園に連れて行ってくれる。感謝の気持ちしかない」

     そう言って恩師の顔を思い浮かべた。一本の電話が人生を変えた。自身が下関国際高校に入学した4月のこと。中学校までは軟式野球の補欠一塁手。だから高校で野球を続けようという意志はまったくなかった。特に部活動に入るという思いすらも湧いてこない。学校の授業を終え、自宅に帰宅すると電話がかかっていた。

     「あの電話がなかったら、今の自分はない。本当に縁というか運命です」
     


    【千葉魂 母校の甲子園初出場を糧に 恩師の言葉胸に汗流す宮崎】の続きを読む

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     オールスターが終わり後半戦を翌日に控えた7月16日。練習を終えた直後のことだった。監督室のドアをノックする音がした。入ってきたのはチームスタッフたち。しかも一人、二人ではなく1軍に帯同している全員だった。「ちょっとお話がありまして」。突然の訪問に伊東勤監督は驚いた様子で招き入れた。全員が入室したのを確認すると一人のスタッフがスッと隠し持っていたものを差し出した。それは銀色に光るミット。ナゴヤドームでのオールスターゲームで指揮官が野球殿堂入りを表彰されたのを受けてのサプライズプレゼントだった。
     





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