まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     今季通算10勝目は劇的な形で訪れた。全員で苦しみ、悩み、考えた末にたどり着いた。5月19日のイーグルス戦(ZOZOマリンスタジアム)。九回に同点に追いつかれた後、迎えた延長十回1死二、三塁の場面だった。打球は右前に転がり、サヨナラの走者がホームを踏んだ。抱擁しながら喜びを分かち合う選手たちの姿を伊東勤監督はうれしそうに見つめた。そして戻ってくる選手、一人一人と握手をして、ねぎらった。目は真っ赤に充血しているようにも見えた。

     「泣いていないよ。周りからもそう言われたけどね。目薬だよ。目薬!」

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     自然と笑みがこぼれた。仙台への移動日となった5月8日。井口資仁選手は東北新幹線の郡山駅で途中下車し、福島県須賀川市の市庁舎に足を運んだ。車を降りるとすぐに真新しい庁舎が目に入った。この日、完成をしたばかりの建物に「立派な建物。素晴らしいですね」と目を細めた。太陽光発電設備を備えた地上6階地下1階の免震構造。誰よりも楽しみにしていた完成だった。

     「この日が来るのを楽しみにしていた。ずっと見たいと思っていた。庁舎というのは市民のシンボル。市の中心がしっかりとすることで、街はより活性化していくのではないかと期待している」


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     まるで、なにかの夢をみているような感覚に苛まれていた。5月6日、ZOZOマリンスタジアムで行われたホークス戦。猪本健太郎内野手はいろいろな思いを胸に打席に向かった。グラウンドに対峙するホークスの守備陣を見渡した。自分のことをかわいがってくれた先輩、そして苦楽を共にしてきた後輩たちが守っていた。マウンドには同期入団の攝津正投手の姿があった。スタメン発表の際にはホークスファンからも大きな声援が沸き起こった。三塁側ベンチにもお世話になった多くの人々の姿が目に入った。そんな中、移籍後初打席に立つ。1打席目は凡退。しかし、2打席目に左翼線に二塁打を放つ。内角ストレートを振り抜いた。自身プロ2安打目となる3年ぶりの一打。二塁ベースに到達をすると、こみ上げる思いがあった。

     「(古巣のホークス相手で)運命のようなものを感じました。両球団への感謝の気持ちを持って打席に入りました。100倍、燃えた。泣かないと決めていたから、泣かなかったけど、我慢はしていました」


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     「ごめん、ちょっとチャンネルを変えていいかなあ」。ロッテ浦和球場のトレーナー室。治療を行っていた福浦和也内野手が突然、室内のテレビチャンネルの変更を願い出た。これまでにはないことだった。「悪いけど、スワローズ戦にしてくれるかな」。その一言でトレーナー陣も意図を理解した。そしてすぐに神宮球場で行われていたスワローズ対ベイスターズ戦のデーゲーム中継に切り替えた。福浦がまだ2軍調整を行っていた4月2日のことだ。ほどなく、お目当ての選手が代打で登場した。

     「9番石山に代わりまして、大松。バッター、大松」



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     連日、負けては室内練習場に集まった。それぞれが自分自身の判断でバットを握り、ボールを打ち続けた。ナイターの時は日付が変わる寸前まで黙々と打った。現状打破のためにどうすればいいか。みんなが考え、模索した。その姿を伊東勤監督もまた最初から最後まで見届けた。英二、小林雅英の両投手コーチは「マシンを打つより、人が投げるボールを打った方がよいのであれば」と自ら打撃投手役を買って出た。マリーンズの開幕ダッシュ構想は大きく崩れ、苦しむ日々が続いている。そんな状況を打破すべくチーム一丸で、なんとか光明を見出そうと取り組む姿がある。

     「監督もコーチも皆さんが一緒に練習をしてくれる。みんなでなんとかこの状況を変えようと、結果を出そうと意見を交換しながら行うことができている。とてもありがたい」

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     早めに手を打つ必要があると感じた。開幕から9試合を終えて2勝7敗。バファローズとの3連戦初戦を1-11で敗れた翌日の4月12日の練習前。伊東勤監督は京セラドームにチームバスが到着をするや三塁側選手サロンに全員集合を指示した。3月31日のシーズン開幕から1週間と少しばかり。早くも緊急ミーティングが開かれた。

     「もっとシンプルにプレーをしよう。そしてフォア ザ チームの気持ちを忘れないでくれ。まだ、シーズンは始まったばかり。結果を恐れず、積極的に戦おう」

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     なかなか眠りにつくことができなかった。いろいろなことが頭を駆け巡った。不安、プレッシャー。注目のドラフト1位・佐々木千隼投手はプロ初先発前夜、真っ暗な部屋の中で自分と向き合っていた。登板前夜に眠れない。そんな経験は初めてだった。

     「キャンプ、オープン戦と思う通りにいかなかった。だから不安でしたね。結果を考えて…。もう不安しかなかった」

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