まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     「抑えをやりたいんだろ?」。横山陸人投手は2軍落ち後、頻繁に食事に誘われ、そうハッパをかけられた。声の主は憧れの大先輩・益田直也投手。落ち込んでいるであろう後輩に気を配り、時間がある時は夕食を共にするようにしていた。

     「そんなんやったら取れんよ。奪い取りにくるぐらいの気持ちで来いよ」。マリーンズの絶対的守護神は10歳以上、年下の後輩の目標を知っていた。将来的には自分に代わって、ストッパーの座に君臨する。それが横山の目標であることを。だからあえて本人の前で堂々と、そう声をかけ、落ち込む若者に刺激を与え続けた。




    【千葉魂 大先輩の言葉で原点回帰 益田の背中追う横山 千葉ロッテ(第423回)】の続きを読む

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     そこは少年時代に憧れのマウンドだった。鈴木昭汰投手は6月6日、東京ドームのマウンドに上がった。ジャイアンツ相手に1回を無失点。これで22試合に登板して防御率0・00(自責点0。失点は1)とした。

     子供の時、父親の運転する車で茨城から何度も東京ドームに観戦に訪れた。2009年、ジャイアンツ対ファイターズの日本シリーズを見に行ったこともある。当時、小学生だった。九回、亀井善行(現1軍外野守備兼走塁コーチ)が同点ソロを放ち、その後、阿部慎之助(現監督)がサヨナラ本塁打を放った。童心ながら二つの劇的アーチは今でも鮮烈に脳裏に残る。



    【千葉魂 鈴木、思い出の地で快投 プロに憧れた東京ドーム 千葉ロッテ(第422回)】の続きを読む

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     強い雨が降る神宮球場で丁寧なピッチングを続けた。5月28日のスワローズ戦に先発した小島和哉投手は低めにボールを集めた。そして雨中だからこその予期できぬさまざまなアクシデントに細心の注意を払いながら投げた。水分を吸い込んだ不安定なマウンド。ぬれたボール。一つ一つに神経を集中して投じていった。







    【千葉魂 細心注意学んだ原点 千葉ロッテ・小島、神宮の苦い思い出(421)】の続きを読む

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     久しぶりの場所だった。高部瑛斗外野手が5月24日のホークス戦でお立ち台に上がった。本拠地ZOZOマリンスタジアムでのヒーローインタビューは2022年9月12日ファイターズ戦以来。遠い記憶の向こう。忘れかけていた場所だった。

     「ちょっと不思議な感じがしました」。ヒーローを終えてロッカーに戻ってきた高部はポツリとつぶやいた。お立ち台の上で脳裏に浮かんだのはここまで支えてくれた人たちの顔だった。






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     あれは2022年のシーズン終了後のことだ。沢田圭佑投手はバファローズの戦力構想から外れた。球団から告げられ、旅に出ることを決めた。向かった先は沖縄だった。2泊3日、一人、目的もなく過ごした。部屋から東シナ海が見渡せるオーシャンビューのホテルを選んだ。





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     「ブルース・リーって知っている?」。練習の合間、打撃練習が行われているグラウンドの片隅で種市篤暉選手に、そう聞いた。問うたのは黒木知宏投手コーチだ。雑談のような形でふと会話は始まった。「カンフー映画の方ですよね」。種市はそう答えたという。今年初先発した試合では勝ち投手になったが、その後は思うようにいかない日々が続いていた。だから黒木コーチは自身が大事にしている言葉を伝えた。

     「ブルース・リーの映画の中で有名なセリフがあって、俺はそれが大好きなんだ」と黒木投手コーチは紹介したのは次のセリフだ。




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     肌寒い雨が降りしきる神戸のグラウンドで存在感を示した男がいる。5月1日のバファローズ戦。9番セカンドでスタメン出場した小川龍成内野手だ。第1打席は右前打。第2打席が一塁内野安打。3打席目は左前打。4打席目と5打席目は二塁の失策で出塁。3安打猛打賞で全打席出塁。何よりも特筆すべきは5打席で相手投手に投げさせた球数は34球にもなったことだ。ファウルで粘って粘って出塁をした。この試合は2点ビハインドの九回に5点を入れて逆転勝ち。小川の執念がもぎとった勝利と言っても過言ではない。



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