まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     当たった瞬間は分からなかった。しかし大事をとって交代を告げられロッカーに戻ると手の感覚がなかった。指が動かない。「これはマズいと思った」。患部はどんどん腫れて青くなっていった。立川市内の病院に直行。痛み以上に、力を入れたくても入らない状態に事の重さを悟った。7月9日の埼玉西武戦(メットライフドーム)の6回表。荻野貴司外野手は打席で右手首にボールを受け、骨折した。初めてのオールスター出場を4日後に控えての戦線離脱だった。

     「今年は全試合出場を目標にしていたので悔しかったです。『またか』と周囲からも言われたし、そういう声が聞こえてきた。自分もそう思う。本当に悔しい」






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     闘う態勢は新段階に入った。就任して2度目の秋季キャンプ。井口資仁監督がテーマに掲げたのは「100パーセント」だった。だから、キャンプ前日の全体ミーティングで選手たちに強い気持ちで伝えた。

     「みんな、どこかで力をセーブしていないか。練習も100パーセントでやってくれ。練習で100パーセントの力を出せないヤツが大事な試合で100パーセントの力を発揮できるわけない。せいぜい70パーセント、いや60パーセントだ! やり切ってくれ」





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     「福ちゃんに話さないといけないことがあるんだ」。9月中旬のとある日、福浦和也内野手は同じ年で仲のいいライオンズの松井稼頭央外野手から食事に誘われた。久々の食事の場。親友は席に着くや今季限りで引退する話を切り出した。




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     今まで見たことのない鬼の形相だった。13日。千葉ロッテマリーンズは2018年シーズンの全日程が終了した。59勝81敗3分けの5位。最後は本拠地ZOZOマリンスタジアムで14連敗を喫して終わった。試合終了後、スタンドから大きなため息が漏れた。井口資仁監督は最終戦セレモニー内のスピーチで、どんな時も熱い声援を送ってくれたファンに感謝と謝罪の言葉を続けた。そしてベンチに戻ると全員を選手食堂に集めた。







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     涙があふれた。止まらなかった。17日のイーグルス戦(ZOZOマリンスタジアム)の試合後。監督室に呼ばれた種市篤暉投手はその場で2軍落ちを告げられた。1軍で6試合の先発チャンスをもらった。それでも勝てなかった。ラストチャンスと思って挑んだこの日は7回6失点。結局、1軍初勝利を手にすることなく降格が決まった。通告に、不甲斐ないピッチングを続けた自分を責めた。悔し涙が止まらなかった。

     「悔しくて、悔しくて泣きました。人前であんなに泣いたのは初めてだと思います。それくらい悔しかったです。勝てなかったのが悔しい。監督の期待に応えられなかったのが悔しい。チームの戦力になれなかったのが悔しかったです」







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     誰よりも先にベンチを飛び出した。ZOZOマリンスタジアムで行われる予定だった4日のホークス戦。台風21号の影響で場内の風速計は21メートルに達していた。午後6時12分に中止のアナウンスが流れるとスタンドからは悲鳴が上がった。その声に井口資仁監督はすぐさま立ち上がった。「ロッカー、ブルペンにいる選手もみんな呼んできて! 全員でスタンドにいるファンのみなさまにサインをしよう」。指揮官の掛け声にコーチ、選手たちがグラウンドに散らばった。

     「この風の中、せっかく来てもらっていたのでね。できることはやりたいと思っていた」






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     4度目の先発マウンドでつかんだ初勝利は格別だった。プロ2年目の土肥星也投手は8月16日のファイターズ戦(札幌D)でプロ初勝利を挙げた。2カ月半ぶりに巡ってきたチャンスでしっかりと結果を残した。

     「チャンスが来ると信じてファームで頑張っていました。いつも集中して気持ちを切らさずに色々なことに取り組んできた。それが良かったと思います」





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