まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     『牙』。ドラフト1位ルーキー・鈴木昭汰投手のグラブの内側に刺しゅうされている漢字一字には独特の味わいがある。プロの世界に1位指名を受けて、期待をされて入団をした若者にとって忘れてはいけない原点ともいえる大事な一字である。

     「この一字と出会って人生が変わったと言っても過言ではないかなと思います。いつもあの時の気持ちを忘れないように、プロに入っても変わらぬ気持ちで投げるために刺しゅうを入れさせてもらいました」

     鈴木は大事そうにグラブを触りながら大学2年秋のリーグ戦が終わった時のことを振り返った。




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     石垣島キャンプ期間中の2月11日。ブルペンで投球練習を行っている二木康太投手はいつもと違う空気を感じた。捕手の真後ろで井口資仁監督が仁王立ちをしている。微動だにしない。視線も動かない。ただ一点。ブルペンでたくさんの投手が投げている中で若き右腕が投じるボールを凝視していた。







    【千葉魂 努力実るロッテ二木、開幕投手に 「場違い」実感した初年度キャンプ】の続きを読む

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     新星誕生の予感が漂う。プロ3年目の山口航輝外野手だ。石垣島での春季キャンプで1軍に抜てきされアピールすると、そのまま練習試合も1軍同行。そして2月27日、28日の高知・春野で行われたライオンズとの練習試合では4番に指名された。大事にしている言葉は『夢なきものに成功なし』。中学時代にふと聞いていた曲のフレーズが耳に残り、「確かにその通りだなと思った!」と以降、心の中に留めている。






    【千葉魂 ロッテ山口、未来の大砲“夢”に挑む 吉田と誓った1軍対決】の続きを読む

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     表情から充実感と強い決意を感じる。プロ5年目を迎えた佐々木千隼投手が新シーズンに向けて順調な仕上がりを見せている。2月18日に沖縄本島で行われたイーグルスとの練習試合(金武)では2回を無失点。首脳陣に猛アピールした。

     「今の想(おも)いは上で活躍したい。1軍のマウンドで投げたい。ただ、それだけですね」





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     復活に懸ける男がいる。プロ入り後15度目の春季キャンプで大嶺祐太投手が存在感を見せつけた。2019年1月に右肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術を受け、おととしと昨年のキャンプはリハビリに明け暮れた。いったんは育成契約も経験し、昨年8月に再び支配下登録され3年ぶりに1軍のマウンドに上がったものの2試合に先発し未勝利でシーズンを終える。1軍復帰こそしたものの悔しさが残る20年。今年こその想(おも)いを胸に自主トレから体を鍛え最高の状態で新たな一年に挑もうとしている。




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     自主トレ先から戻ってきた安田尚憲内野手の表情は充実感と自信にあふれていた。ホークス柳田悠岐外野手。1月、チームメートの福田秀平外野手、藤原恭大外野手と共に、佐賀県で球界を代表するスラッガーと体を鍛えた。プロ入りからこれまでは独自で練習を行ってきたが、初めて教えを乞う形で参加をさせてもらった。








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     カッと目を見開いた。凄みのある表情だった。1月31日。石垣島春季キャンプを前に1、2軍全選手とコーチが集まっての全体ミーティングが行われた。例年は宿舎の食事会場スペースで行っていたが新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として室内練習場に会場を移すことで大きくスペースを取り、周囲の窓をすべて開いて行われた。場所も変わったが雰囲気も違った。指揮官はいつも以上に熱く、強い口調で選手たちに語り掛けた。







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