まとめロッテ!

    マリーンズニュース

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     3月25日、開幕戦のゲーム開始30分前。コーチ、選手、スタッフ全員がロッカー内に集合をした。少し間を置いて指揮官が入ってきた。全員の闘志あふれる顔を見渡すと、満足そうに語り出した。一人一人の目を見ながら開幕直前の所信表明が始まった。

     「いよいよこれから始まる。自覚と責任、プライドをもって戦ってくれ。一年間、山あり谷ありで大変なシーズン。いい事ばかりは続かない。そこはそれぞれがチームメートを信じて、助け合ってほしい。それがウチのチームの良さ。必ずいい成果が出ると思っている」

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     京都でのオープン戦を終え、タクシーに乗り込んだ。キャンプ、オープン戦と順調に進んでいた。指揮官はここまでのチーム状況、今後の戦い方を古都の景色を眺めながら思いを巡らせた。降り際、運転手に声を掛けられた。「監督、頑張ってください。優勝をしてくださいね」。そして、静かにシールを手渡された。四つ葉のクローバーが描かれたシールとカードだった。

     「一瞬、分からなかったけどね。タクシーでシールをもらったのは初めてだったから。なんだろうって、なるよね」

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     3月11日14時46分。平沢大河内野手は一塁側ベンチ前で帽子を取り、目を閉じていた。1分間続いた黙とうが終わった。5年前のあの日。決して忘れてはいけない出来事を胸に刻み、またボールを追いかけた。

     「復興はまだまだだと思います。被災地の方など今、つらい思いをされている方に少しでも『また頑張ろう』と思えるような、なにかの力になりたいと思う」
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     2年前、一人の投手がロッテ浦和寮に入寮した。身長188センチ、体重73キロ。鹿児島から出てきた長身ながら細身の選手は恐る恐る、プロの世界に足を踏み入れた。二木康太投手はプロ野球のレベルの高さに苦しんだ。当初、ストレートは130キロを超えるのが精いっぱいだった。1年目の春季キャンプ。ストレートを投じると、周りから「今のはチェンジアップ?」と冗談ながら問われたこともあった。もがき苦しみながらの日々だった。
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     その歌声を静かに聞いていた。時に目を閉じながら大嶺祐太投手は子供たちが歌う「島人ぬ宝」に耳を傾けていた。石垣島春季キャンプ最後の休日となった2月15日。大嶺祐は小浜島にいた。石垣島からフェリーで30分。島で唯一の学校を訪問するため、足を運んだ。そこは海がきれいに見渡せる丘の上の学校。南の島、独特の心地よい風の香りを感じながら、校門をくぐった。音楽室に通された。子供たちが歌って歓迎をしてくれた。
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     室内練習場で一人、仁王立ちをしていた。指揮官は微動だにせず、アップする選手たちの動きのチェックを繰り返した。2月19日、キャンプ最終日。石垣島はあいにくの悪天候のため、練習メニューを変更し、室内練習場で練習が行われた。しかし、伊東勤監督の表情は温和だった。選手の仕上がりに目を細めた。

     「満足いくキャンプだった。若い選手が頑張ってくれた。ここからはさらに競争になる。一人でも多くの若い選手がチームの新しい顔になってほしい。それは2軍も一緒。みんなにチャンスを与える。その中から競争に勝ち抜いてほしい」

     キャンプ前夜のミーティングから言い続けてきたのは競争意識。投手陣も、野手のそれぞれのポジションも、競争を意識した日々を過ごしてくれたのがうれしかった。石垣島で過ごした21日間。しばし濃密だった日々を振り返った。
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     「代われるものなら、代わりたいぐらいだよ」。大学時代の友人の何気ない一言が、田中英祐投手の脳裏にずっと残っていた。昨年末、京都大学野球部の同級生17人が集まった同窓会に出席した。それぞれが別の道へと進んでいる。大学院に進学をし、研究を続けている者。一流企業に就職をした者。それぞれが新たな舞台で挑戦をしていた。その中で、野球を続けているのは田中ただ一人。懐かしき友の研究室や仕事場での愚痴を聞いていると、ふと芽生える気持ちがあった。

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