まとめロッテ!

    マリーンズニュース

    タグ:千葉魂

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     誰よりも先にベンチを飛び出した。ZOZOマリンスタジアムで行われる予定だった4日のホークス戦。台風21号の影響で場内の風速計は21メートルに達していた。午後6時12分に中止のアナウンスが流れるとスタンドからは悲鳴が上がった。その声に井口資仁監督はすぐさま立ち上がった。「ロッカー、ブルペンにいる選手もみんな呼んできて! 全員でスタンドにいるファンのみなさまにサインをしよう」。指揮官の掛け声にコーチ、選手たちがグラウンドに散らばった。

     「この風の中、せっかく来てもらっていたのでね。できることはやりたいと思っていた」






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     4度目の先発マウンドでつかんだ初勝利は格別だった。プロ2年目の土肥星也投手は8月16日のファイターズ戦(札幌D)でプロ初勝利を挙げた。2カ月半ぶりに巡ってきたチャンスでしっかりと結果を残した。

     「チャンスが来ると信じてファームで頑張っていました。いつも集中して気持ちを切らさずに色々なことに取り組んできた。それが良かったと思います」





    【千葉魂 父のうどんの味を忘れない プロ初勝利ささげた土肥】の続きを読む

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     試合後に室内練習場で打ち込みを行うのが平沢大河内野手の日課だ。試合で打った日も打たない日も変わらず続けている。24日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)。この日もゲームが終わるとバットを持って室内に向かった。ただ、いつもと違い、まだ気持ちの整理がついていなかった。守備で打球の判断を2度誤り、チームは逆転負けを喫していた。責任を背負い込みながら、打ち込んだ。すると室内練習場に井口資仁監督が姿を現した。珍しいことだった。そして汗を流しながらボールを打っていた平沢の近くに歩み寄った。

     「なんだ、へこんでいるのか?」。開口一番、聞かれた。ストレートな言葉だった。「はい、へこんでいます。すいませんでした」。若者は凛とした表情で強く口にした。少し笑みを浮かべながら指揮官は続けた。「俺も現役時代、数え切れないくらいへこむようなプレーをしたよ。ミスをしてチームが負けたことなんて何度もある。20年以上、野球をやっていたら、そりゃあ何度もある」。直立不動のまま聞いていた平沢の心に指揮官の言葉は染みた。




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     悔しさをボールにぶつけていた。二木康太投手が17日、杜の都仙台のマウンドで躍動した。4月30日以来となる、3カ月半ぶりの3勝目はプロ初の完封勝利。スピンの利いたストレートに切れ味鋭いフォーク。さらにはストライクゾーンの四隅にしっかりと制御されたスライダー。何よりもボールには魂がこもっていた。イーグルス打線を完璧に抑え込み、シャットアウト勝利。生まれ変わった姿を見せつけた。

     「ファームにいた時は本当に情けない気持ちでした。ふがいない想いはすごくあった」





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     もうブルペンには誰も残っていなかった。1点リードで迎えた延長十二回裏。マウンドに岩下大輝投手は向かった。7月24日のホークス戦(京セラ)。プロ4年目の岩下にとってのプロ初登板はとんでもない場面で訪れた。迎えるホークスの打線は4番デスパイネから始まる強力打線だった。

     「どういう心境だったのかと言われても全然、覚えていないくらい緊張しました。ただ四球だけはやめようと。ストライクゾーンに強いボールを投げていこうと決めていました。開き直るしかなかった」







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     突然のことだった。26日のホークス戦(ヤフオクD)。鈴木大地内野手が球場に向かうチームバスから降りると、携帯電話に無料通話アプリであるLINEのメッセージが入っているのに気がついた。差出人は藤岡貴裕投手。嫌な予感を感じながら読んだ。頭が真っ白になった。

     「おつかれさまです。ファイターズへのトレードが決まりました。最後、会えないままチームを去ることになりましたが、一緒に野球が出来て本当に良かったです。チームは変わりますがこれからもどうぞ宜しくお願いします」






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     花束を受け取ると少し照れくさそうな笑顔を見せた。松永昂大投手は20日のバファローズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で通算100ホールドを達成した。出番がいつ訪れるか分からないのがセットアッパー。ファンには見えないブルペンでの毎日、準備を整えて出番を待つ。プロ6年間で地道に積み重ねてきた節目にスタンドからは大きな拍手が沸き起こった。

     「それはあくまで数字的な区切りですから。6年間で100ホールド。逆に時間がかかったねと言われるぐらいですよ。ファイターズの宮西(尚生)さん、ジャイアンツの山口(鉄也)さんはもうすぐ300ですからね。それに比べたらまだまだ道の途中です」





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