まとめロッテ!

    マリーンズニュース

    タグ:千葉魂

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     「やることをしっかりとやっていれば、いいことがあるよ」。トレードでタイガースへ移籍した高野圭佑投手が胸に刻んでいる言葉である。それは昨年8月19日。楽天生命パーク宮城でのイーグルス戦の事だ。前年の7月以来、1年以上もの長い期間にわたって1軍での登板機会がなかった高野にようやくチャンスが巡ってきた。久々の1軍のマウンド。出番は3点ビハインドの八回。負けが濃厚の場面での登板だったがアピールすべく必死だった。アドレナリンが出た。




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     特別な想(おも)いでマウンドに上がった。ブランドン・マン投手は6月11日の横浜DeNA戦で三番手として登場した。1回を投げて打者3人、無失点。古巣相手に見事な投球を披露。翌12日も1回を無失点に抑えた。

     「知っている選手が沢山いる。こうやってまた日本に戻ってきて、思い出深いチームと対戦できたことはとても良かった。成長した部分を見せることが出来たかなと思う」




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     チャンスをつかむことはできなかった。平沢大河内野手が13日のベイスターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)の試合後に2軍落ちを通告された。正遊撃手の藤岡裕大内野手が5月21日のバファローズ戦(京セラD)にて右足の肉離れで戦線離脱。巡ってきた絶好機も結果は伴わず、藤岡の復帰と共に抹消となった。肩を落とし帰路につく若者に声をかけたのは大村巌打撃コーチだった。

     「次に1軍に呼ばれた時にはすぐに結果を出せるように、揺るぎない自分のいいものをつくってこい」

     大村コーチは平沢がプロ1年目の時の2軍打撃コーチ。仙台育英高校から競合の末、ドラフト1位で入団をしてきた若者の輝きを誰よりも知っている人物だ。ルーキーイヤーのファーム1号はイーグルスのレイ投手から。そして2本目が同じくイーグルスのミコライオ投手。2本目を打つ前に「プロ1号おめでとう。次は150キロの速球を打ってみろ」と課題を出したところ、見事に剛速球を打ってのけた。



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     プロ野球への道は夢でしかなかった。周囲の誰もが入れるとは思っていなかった。それでもブレなかった。努力を重ね、一歩一歩と前に進んだ。自分を信じた。その結果、道が開けた。信じる心が大きな花を咲かせた。角中勝也外野手が25日のホークス戦(ZOZOマリンスタジアム)で通算1000試合出場を果たした。11日のホークス戦(ヤフオクD)では通算1000安打達成。初出場は2007年7月24日のホークス戦(ヤフーD)。苦節13年での到達であった。

     「ありきたりですけど、入団した時はまさかここまで来ることができるとは思わなかった。そういうコメントが一番似合う選手じゃないかと思います。独立リーグから入って…。自分としては特別うれしいという思いはないですけど、周りの人が喜んでくれることがうれしいです」








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     あの日以来のマウンドに、福浦和也内野手は感慨深げな表情を見せた。5月11日、習志野の第一カッター球場で行われたイースタンリーグ・東京ヤクルト戦。福浦の地元でのゲームということで、試合前に始球式イベントが行われた。このセレモニーに合わせて習志野高校時代のチームメート16人と当時のマネジャーも駆け付けた。久々の再会を懐かしみ、旧友たちが見守る中、ボールを投じた。

     「高校の卒業式以来に会ったメンバーもいた。懐かしかった。ストライクが入って本当に良かったよ」







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     死闘を最後に締めたのは背番号「29」だった。5月9日、大宮で行われたライオンズ戦。九回2死から同点に追いつかれ、窮地に立たされたマリーンズはそれでも土俵際からの粘りを見せた。延長十一回に1点を勝ち越して迎えたマウンドにかつての守護神、西野勇士投手が向かった。打者3人に対して2奪三振。11球で料理し、2016年7月26日のバファローズ戦(京セラ)以来、3年ぶりとなるセーブを記録してチームの勝利に貢献。マリーンズの勢いを加速させるターニングポイントとなった試合において勝利の立役者となった。

     「緊張しました。試合の最後のマウンドに立って、勝つというのはやっぱり格別なものがありました」

     今季はここまで14試合に登板をして防御率4・15。5月4日のファイターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)では15年7月28日以来となるお立ち台に立つなど好調のチームにあって、重要なピースとなっている。






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     涙腺が緩んだ。3月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われたイーグルスとのシーズン開幕戦。鈴木大地内野手の名前がコールされることはなかった。連続試合出場は532試合で止まった。

     色々な想(おも)いが交差したが気持ちを整理し、試合後は仲間たちと勝利を喜び、笑顔で振る舞った。その後は歓声の残るグラウンドを背にして室内練習場で黙々と打ち込んだ。チャンスが来た時のために練習をするしかないという思い。そして心を落ち着かせるためでもあった。





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